あのWTCに航空機が、突っ込んだ日から
もう、7年も経つのかと思うと過ぎた時間の
感覚と言うモノは、案外曖昧だと思う。
旧作のキャンバスを一度接がし、新しい木枠に張り替え
修復作業に入る。随分涼しくなってきたので、作業ははかどる。
しかし、これと言った一日の終わりの充足感もなく
椎名誠の「風とタンポポの地 パタゴニアをいく」のビデオを
見る。椎名誠さんが、随分若いので、結構、古いものだと分かるが
制作年が書いていない。不毛の地で出会った、暖かい人の情けと信仰心。
厳しい自然環境がカトリック信仰を、より強いものにして行ったのだろう。
本当の豊かさとは、なんだろうとふと考えた。
友人から頂いたイタリアのヨーグルトを固めた様な菓子が旨い。