前日の酒が残る。 近所の西武デパートの
無印で竹箒を買う。歩いて持って、帰る時に
なんだか、魔法使いになった様で少し、嬉しい。
箒に乗って空を飛ぶと言う発想が、身近な日用品
の認識を変えてくれる「楽しさ」に繋がる。
しかし、元々の話は、異端者を迫害する魔女伝説から
来ている。中世ヨーロッパの「魔女狩り」と呼ばれる
当時の「見せしめ」は、民衆の娯楽の一つだったらしい。
火あぶりを楽しむとは、恐ろしい事だが、死刑執行を見せる
事は規範を守らせる意味もあっただろうし、「死」が身近に
あると感じる事により、信仰の強さも増して行った事だろう。
私の買った竹箒を改めて見て見ると「魔女」と言うより
昭和の田舎のおばあちゃんと言ったところか?
夜、作品を複写しメールで送る。リフレクションが気になるが
今の状態が、そうなのでありのまま送った。