午前9時25分 成田に到着。
トランクを、自宅まで送って貰う手続きをして
京成線で、日暮里まで向かい、日本に住むイタリア人
の友人が、支配人を務めるレストランで、豪華な昼食。
日本人にも合う様に、新鮮な魚や貝をふんだんに使い
暖かな日差しの中、豊かな午後が、ゆっくりと過ぎる。
イタリア人シェフやスタッフに祝って貰い、母親も
嬉しそう。もうすぐ帰る事が出来ると言う安堵感からか
スプマンテに始まり、美味い白ワインを頂き、ちょっと
ほろ酔いになる。その後、蒲田の銭湯の休憩所で、少し
休み、羽田までゆっくりと行く。羽田発19時25分、長崎行き
の飛行機で母親は、長崎に帰っていった。僕は、次の展示の
現場の壁を、見ておく必要があったので、麻布十番に向かい。
赤坂の現場を見る。そこで、日本の美味しいビールまで御馳走に
なり、時間と空間がずれた様な不思議な気分のまま、アトリエに
戻る。12時をまわっていた。11時頃、母親も無事に自宅に戻れた
様で、僕と母親の長い様で、あっという間のイタリアへの旅は
終わった。
興奮していたのか、色んな出来事が、頭の中をぐるぐるまわり
なかなか眠れなかった。