朝から夕方まで作業し雨の中、電車で三鷹に
向かう。同郷の彫刻家 津田亜紀子展を見る為だ。
2年ぶりに見る作品は、透過性を抑えられ、フォルムと
色彩、布の素材感が強調されていた。昭和10年に建てられた
建物での展示で建築とも見事に合っていた。
その後東京に出て丸ビルでの芸大の学生の作品を
見て、日本橋高島屋で同じく同郷の彫刻家 森淳一展を
見る。緻密な仕事の中に枯れた植物もしくは、未知の
生物の様な形を一本の木から掘り出していた。
つい技術に目がいくが、枯れた様にも見える細い形から
生きる事に対する思いが伝わって来た。
その後、友人と有楽町のガード下でホッピーを呑む
久しぶりに呑んだので少し酔ってしまい、終電を逃す。
池袋の格安サウナでだらだらと風呂に入り、眠る。