大きな作品は、ミラノに置いていく事にした。
しかし小さな作品と手荷物で持って帰ることが
出来るものは、梱包をしなくてはいけない。
これが、思いのほか時間がかかる。
50cmX70cmの作品に合わせて段ボール箱を
作りベニア板で箱を作った。昨日の酒が残って
いたがそんな事も言ってられない。
夕方やっと一つ作品用の段ボール完成!郵便局に
持っていく、驚く事にもの凄く空いていてすぐに
受け付けて貰える、この調子で一度家に戻って
もう一度梱包の箱を作る。6時45分ぎりぎりで
受け付けてくれた。そのまま電車に乗ってカベナーギ
のオープニングに行く。ワインを一杯だけ貰って哲郎氏
にCDを渡した。カメラを持ってこなかった事を後悔する程
良い作品だった。画廊主のフランコに良い画家だと言ったら
カタログをくれた。家に戻ってビールを飲みながら仕事を
する。最後は、ミラノのアマーロで締めた。