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2012年 11月 07日
展覧会や作品の記憶の仕方は様々である。
例えば、分かりにくい場所で道に迷いながらたどりついた事や 雨が降っていただとか、帰り道に食べたそばが旨かっただとか 作品と出会い、ある印象を受け自分なりに理解しようと鑑賞する が、すっきり飲み込めない場合もある。自ら望んで見たいと思った にも関わらず、モヤモヤした気分で帰ると言う結果は、やはり よろしくない訳で、だったら最初から行かなければ良いと言う 事になる。最近は、特にそうではない展覧会にだけ足を運ぼうと 思っている。 人形町ヴィジョンズ 午後に見る夢 古川流雄 今回の個展に際して 作品をめぐってと言う ブログより抜粋した文章を作家自らが冊子にすると言う 大変丁寧な活動をされている方だ。もちろん2次元から出発した 作品が、現在のレリーフ状の形態にたどり着いた経緯も述べられている。 作家の視点で抽象表現主義の作家研究や日本のフォーマル系の画家への 言及も行っている。私は、美術家が評論家の様な文章を書く事に違和感を 感じている。間違った語彙、持論から出発した偏った見方を押し付けられても 所詮は、研究の甘いアーティストの分析なのである。だったら画家の視点 美術家の視点で見えたもの、感じたものを素直に書く方が、潔い行為だと 考えている。日本の にわか批評家には、以前からうんざり来ていると言う のが正直な所だ。ましてや、多様化する現在のアートを語れる人が、今 この地球上に存在するはずは無いとさえ思っている。 しかしながら、古川氏の文章には美術家の持つ視点が織り込まれている様に 感じる。特に、自身の学生時代の経験から、油画(主流派)に対する違和感。 海外帰国組の派閥的な表現に対する不快感から、版画制作への取り組みや 言葉の行間から感じられる絵画に対する真摯な姿勢こそが、尊敬に値する活動 のように思う。 11月7日(水曜日) 同日、ベイスギャラリー 遠藤良太郎 「絵/画」
by kentarobaba68
| 2012-11-07 16:06
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