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2012年 08月 05日
都会の孤独と言うと私は最初にジョージ・シーガル
(1924年 - 2000年)を思い出してしまう。 人体から直接石膏で型取りした人物を展示する彫刻家 なのだが、そこには現代社会を生きる人の内面が写しだされ 喧噪の中の静寂、物質的に豊かになった現代社会の精神的な 貧しさを描き出そうとしていたのかもしれない。 バスの乗客(1997) と同時にエドワード・ホッパー(1882年 -1967年)と言う画家との 共通点も見いだせるのではないか?ホッパーの方が、世代が上なので シーガルが影響を受けた事も考えられるが、ホッパーの風景画は、当時の 世相を反映しているのか?画家がニューヨーク郊外の田舎街出身だからか? どうしても都会に馴染めず、客観的に、何気ない日常の風景を描いている 様に感じられる。 ナイトホーク(1942) そこには、その街で生きる人に対する嫉妬や批判と言うよりも むしろ同情や哀れみにも近い優しい眼差しが、感じられる。 GAS 1940 そして最後に都会の孤独と言うタイトルにふさわしいか、疑問ですが William Egglestone (1939~ ) アメリカ南部メンフィスで生まれたエグルストンの視点も、また優しさ に満ちあふれている。現代のカラー写真における「ニュー・カラー」 と言うムーブメントを作った写真家であり、何気ない風景を大切に 扱っている感じが魅力的だ。そう言う意味でも私にとってはエドワード ホッパー同様、クライマックス等無い、淡々とした日常にある「美」の 時間を切り取った風景なのではないか思いながら「Willam Egglestone's Guidde」と言う1976年彼の自費出版でだした写真集をのんびりと眺める。 自費出版と言ってもニューヨーク近代美術館の個展の展覧会の為のモノな ので、経済的な悲壮感は全くないのよ。 あ〜ニューカラーほんとの色彩って、webじゃ伝わらない。だから良いのか〜?
by kentarobaba68
| 2012-08-05 17:44
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