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2010年 09月 21日
癌細胞というのは生命体の中で増殖する事に
よってのみ生き続けられる厄介な細胞である。 2008年夏。藤山貴司氏は、肺癌でこの世を去った。 2010年新作展が秋山画廊にて開催。私はアナログカメラ と三脚をオートバイにくくり付け9月と思えない暑さの中 都心へ向かう。藤山氏の新作展は、病魔に犯されながら 創ったとは思えないほど、新鮮で軽やかで何よりも 作家が制作する喜びを感じていたと思った。肺のCT画像に ニードルの様なモノで、引っ掻いて描いたドローイングは 軽やかで楽しげな線であるとさえ感じた。私はこの作品群や 作者が、挑み続けた先についての言葉を持ち合わせていない。 「見る」と言う体験で感じた事実は、私が創る事で答えて いくしかないのだと思った。ちなみに藤山氏は非喫煙者だった。 絵画制作の為の風景撮影をする。20年前のアナログカメラが 現場で巻き取りに不備が出る。慌てて銀座のニコンプラザに 駆け込み対処してもらい、日比谷のビックカメラで備品を買う。 ギャラリーなつか にてエサシトモコさんの個展オープニング。 「FIGURE」= 姿、人物、肖像、象徴 太古より、人はなぜ、人のかたちを作るのか? 人体が織りなす群像は異国の風景と重なり、シルエットは 会話を始め、時として別の形状に変貌する。 ひとつひとつ、ひとりひとりにストーリーが、ありイメージが 膨らむ。これらの作品に出会った人それぞれが固有の個人史と 対話できる装置の様でもあると感じた。ご本人は、おおらかで バイタリティーのある方だ。 夜景の撮影に戻る。上手く行かなくてもファインダーから覗いて 切り取った風景は確実に記憶出来る。
by kentarobaba68
| 2010-09-21 00:32
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