夕方ぎりぎりまで作業して、電車に飛び乗り
青山のトキアートスペースに向かい
「相貫するまなざしⅡ」展のオープニングパーティーにいそいそと出かける。
画家北川聡さんとは、前回の2003年の「相貫するまなざし」展で
ご一緒させて頂き、深い考察と確かな画力、そして一貫した制作に対する
真摯な姿勢に大きな影響を受けさせて頂いた。藤澤江里子さんの伸びやかな
線の魅力も相変わらず心地よい。若手の大友一世さんや平根淳也さんも
まじめに、こつこつ作品に取組んでいる作家で、皆感じが良く、つい麦酒も
すすみ、北川さんの絵画論に聞き惚れ大いに語らう。そうやって過ぎていく
時間を豊かだと感じる事は、自然な気持ちだと思った。インフルエンザにかかり
朦朧としながら描いたと言う北川聡さんのドローイングは、見事としか言いよう
が無い。