ミラノからのメールで懐かしい名前が
嬉しい。pietro,rossella, marco , misia
皆、友達になった画家たちだ。ミラノ郊外に
実験、研究、発表のアトリエ空間を作り
画家たち自らが、自発的に活動しているらしい。
皆、僕と同じ40歳前後の作家たちで、たくましくもあり
羨ましくも感じる。 制作は支持体作りの間、PCで
自分の作品画像を取り込み、アレコレやって見る。
大まかな骨子は、掴めたが、実際やって見ると全く違う
現実感が、生まれる。それが一番面白いと感じる部分でも
ある。夕方、造形的な仕事を終え、一息ついていたら
20年来の旧友が、やって来てくれた。暖かく大きな
頂きモノに驚く。比較的近い旧友の家で、食事をしつつ
酒を呑む。スカイプでドイツに住む、同じく20年来の
旧友とあれこれと話す。たとえ、遠くに住んでいても
アートに対する気持ちと距離を感じさせない時間が、嬉しい。