先日ヴェローナから帰る車の中で文子さんに
お母さんとお姉さんには、スカーフくらい買って
帰りなさいと言われた。北イタリアのコモ湖周辺は、
スカーフの一大産地でイタリア製スカーフとネクタイを作って
いる場所らしい。朝から近所のマーケットでスカーフ
を購入。今まで買おうと思って見てなかったが
実際買おうと思うとなかなか迷うものだ。
一度家に戻ってブレラに顔を出す。ブレッサン教授
に最後のお別れの挨拶をする。バールでカフェを
飲みながら哲郎氏と3人で今後の事を少し話す。上手く行く
と良いが。急いで家に戻って作品を梱包し壁の補修等を
する。床を磨いたり結構重労働だ。4時半に髪の毛を
切りに近所の美容室に行く、手前味噌だが自分の作品が
無いと随分殺風景に見える。しかしアンジェロらは、あまり
感じて無いようだった。
その後、清水夫妻を夕食に招いたので、その準備に追われる。
7時過ぎに絵画教室の仕事を終えた夫妻と旨いワインと手料理で
もてなす、嬉しくなって少し飲み過ぎた様だ。
ドローイング等を見てくれてアドヴァイスを貰った。
清水夫妻の協力無くしては、僕の研修の半分も達成しな
かっただろう。一からイタリア生活を教えてくれた彼らに
本当に感謝したい。