今日は、午後からポルディペッツオーリ美術館に行く。
一日一つの美術館に行く事にした、あまり一度に多くの作品を見ると消化不良を
起こしそうなので。まずは小さな貴族の館をそのまま使った美術館に行く事にした。ポルライウォーロ『若い貴婦人の肖像』は、奇麗な色彩が、今も健在で見事だった。フランチェスカのトランティーノの聖ニコラの全身像は、見応えがあった。その他当時の家具や武具、時計のコレクションや金銀製品も数多くあった。
特に武具は、日本のそれとは違い装飾的ではなく沈黙の中に忠誠心を感じる作りで
興味深かった。ヨーロッパの華やかな反面、壮絶な争いの歴史をかいま見たような気がした、ベリーニに作品に見た後に、座っていた、おじさんにカクテルのベリーニは、この画家の名前から取ったのか?と聞いたらそうだと答えて、その後早口で作品の説明をしてくれたが良く理解できなかった。悔しい。モンテナポレオーネ界隈を歩いて早めに家に帰る。