イケムラレイコ うつりゆくもの 国立近代美術館
竹橋に見に行く。ヨーロッパではよく見かけた
この画家の日本でのまとまった展覧会。
初期の表現主義風の作風から新作まで魂のこもった作品が
一同に見られた。文字での表現や作品の背景の色やライティングなど
見せ方もとても良く考えられていて絵画の大いなる可能性を
感じた。ドローングも物語的に描かれていたり、うみのけしき
シリーズが特に入り込めた。荒いジュートを支持体に使い、絵の具を
染み込ませながら描いていくステイニング技法も画題とぴったりで
重いテーマを軽やかに見せる絵画、少女の彫刻群は、まるで大人も
楽しめる絵本の様な展覧会だった様に思う。良い展覧会に出会った。
人形町ビジョンズ「FACE」展のオープニング。小川佳夫 沓澤貴子
平井正義 吉川民仁 +小林ひとし こちらは空間に対して作品が
多すぎる。それぞれの良さが打ち消し合ってしまう展示。絵画は
大きければ良いというものではないと感じた。高田馬場でバクダンと
言う生ビールにウイスキーが入ったモノを呑む。酔って帰る。