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2010年 11月 30日
広尾駅で降りて白金商店街を歩く、都市部の隅にある天井の高い鉄工所や昔ながらの
電気屋、舞台美術の工房などが目につく。早足で歩くと汗ばむ程の陽気だった。 その中にMISA SHIN GALLERY がある。 中国人アーティスト アイ・ウェイウェイの個展を覗く。長崎在住の写真家 東松照明さんも取り扱いアーティストの様だ。11月18日にオープンしたばかり この画廊は何だかニューヨークの画廊の様で面白い。まわりの雰囲気のせいか? その後、児玉画廊 中山ダイスケ Ornaments 皮肉が利いている。 日本の文化 芸術的背景を「飾り」という視点で切ったと言うことか? 偶然ながら元気な若手京都の画家たちの作品を見ることが出来たのは良かった。 ロンドンギャラリー 日本 中国 韓国の仏教美術の古美術画廊と言うことだが 展示が洗練されいて驚く。写真家 杉本博司氏が手がけたものらしい。 山本現代 ヤノベケンジ 社会性の強い作家の闘っている感じが伝わる。 NANZUKA UNDERGROUNDを覗いて歩いて六本木に向かう。 途中、弁当を買って有栖川公園で遅い昼食。紅葉が美しい。 森美術館 小谷元彦展 幽体の知覚 作家自身の力を感じる圧巻の展示。視覚的にも体験的にもあの中性的で居心地の悪い 森美術館の空間を見事に使い切った個展。’09年’10年 制作の作品が多い事に 40歳を前にした作家の大いなる意気込みと展示方法の細やかな配慮がうかがえる。 スターバックスのコーヒーを呑みながら六本木TSUTAYAで画集を眺める。 Cy Twomblyは彫刻も素晴らしい。優れた思想は平面だけには留まらないという事か? 現在はローマ在住らしい。日が暮れるとさすがに気温はぐっと下がる。
by kentarobaba68
| 2010-11-30 15:33
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