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2010年 05月 29日
もう五月も終わりかけているのに肌寒い。
と言うより寒い。ので、箪笥の奥から雨合羽を 引っ張り出してちょっと北に向かう。時速55キロ。 ケヤキの木が続き浦和に向かうこの道は坂とカーブの 具合が心地よい。富士見市あたりで、田植えを終えた ばかりの田んぼをスケッチしている若者を右目で追い まだまだ、日本も捨てたもんじゃないなどと勝手に思う。 一昨年 他界した画家 和田賢一さんと奥さんの伊藤眞理さん の二人展。DMには、和田と共に再出発です。と小さな文字で 書かれてあった。見事な絵画だと思った。もはや本人の身体は 存在しないものの、作品は新たな命を持って雄弁に語りかけて くれる。どれくらい絵の前に立っていただろうか?和田さんと 沢山会話をした様な気がした。眞理さんにご挨拶をして近くの 公園でしばらくぼんやりした。なぜかさわやかな気持になった。 中浦和のギャラリー健 本多真理子展〜赤い糸の先にあるもの〜 赤い糸を張り巡らし人と人のつながりや時間の経過をインスタレーション (設置芸術)という形で表現したと言う本人のコメント以上に 空間全体、個々の作品からは、明るく明解な本多さんの人となりが 伺い知れ、まるで本多さんの家に遊びに行った様な気になる。 相変わらず気負ってない感じと表現に対する柔らかい発想が小気味よい と思った。 伊藤真理さんは、少し前に長崎の五島列島にある隠れキリシタンの 教会群に行った話をしてくれた。それらの存在は、私自身とても 興味を持っていたので、近い将来是非訪れてみたいと考えていた。 カトリックが日本に伝わり、そして弾圧され形を変えながらも祈りの 場を失わなかった事に対しての強さを、私は感じたいのかもしれない。 粗末な造りの木造の民家の様な祈りの場は、威厳や富の集中した形では なくシンプルな何かを伝えてくれるはずだと考えている。五島の美しい 海に和田さんの一部は散骨されたそうだ。
by kentarobaba68
| 2010-05-29 11:12
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